インド旅行記5 バラナシへ移動

インド旅行記5

インド旅行4では一日目の晩御飯の様子を書いた。

インド旅行記4はこちら。

インド旅行記4 初日晩御飯

目次1 インド旅行記42 晩御飯3 メニュー4 頼んだもの インド旅行記4 インド旅行記3ではデリーに到着してからホテルに移動するまでを書いた。 インド旅行記4では1日目の晩…

インド旅行記5ではインド旅行2日目は飛行機でバラナシへ向かう。その日の朝からの様子を書いていく。

インディラガンディー国際空港へ

ホテルでの朝食を食べ、9時ぐらいにチェックアウトする。

ちなみにホテルの紹介はこちらから。

Pullman New Delhi Aerocity

目次1 Pullman New Delhi Aerocity2 ロビー3 部屋(DELUXE KING ROOM)4 朝食(Farmers Basket At Pluck) Pullman New Delhi Aeroc […]

バラナシ行きの飛行機は朝の10:55発である。来るときに利用したメトロから行くのもいいけど、インドは比較的タクシーが安いという記事を以前見かけた。試しにホテルのフロントで空港までのタクシーがいくかかかるか聞いてみる。

2016ルピー(約4000円!)とのこと!

メトロだったら一駅で40ルピーだったし、おそらく距離にしたら5kmぐらいよ。まじか。高ぇ…。

これならメトロ使うか、オートリキシャにするわ。ということで、断ってホテルを出る。

道を歩いていると、オートリキシャのお兄ちゃんがいたので、メトロまでいくら?って聞いたら100ルピーとのことだった。

空港のターミナル2まではいくら?って聞くと400ルピーとのこと。ホテルに比べたら1/5だしお願いすることにした。(旅行終わってから思えば、あの距離でオートリキシャで400ルピーはかなり高め。おそらく、メトロまで50ルピーぐらい。空港まで200ルピーぐらいが相場だと思う。当時は初インド、初オートリキシャで相場感わからなかったし、ホテルに比べたらだいぶ良かったので、乗ることにした。)

ちなみにオートリキシャの短い動画をあげてみた。雰囲気はこんな感じだった。

ターミナル2の近くで、通行止めのバリケードみたいなところがあり、ここから先はオートリキシャではいけないから降りてくれと言われる。

変なところでおろして嘘つかれてまた別のところに連れていかれるのか。とか思って身構えたけど、バリケードあってほかにオートリキシャは走っていなかったので本当にいけない場所だったっぽい。

まぁ歩いていけばいいなら歩くかと思い、お金を払って降りる。降りるときに1人で400ルピーだから2人だと800ルピーだとかいってたけど、そんなことは聞いていないので400ルピーだけ払って降りる。

通行止めの先にはタクシーが止まっていて、運転手のお兄ちゃんが、ここからターミナル2までは1kmあるから遠いよ。100ルピーで乗せてくよと言われる。歩くからいいやと思って無視して歩いていくと、結構しつこく営業してくる。

ターミナル2の場所が見える範囲になかったのと、若干上り坂になっていたので歩くのつらいかもと思い、100ルピーで乗せてもらうことにした。

タクシーに乗って思ったけど、歩くにはだいぶ距離があったので、100ルピー払って乗って本当によかった。お兄ちゃんありがとう。

インディラガンディー国際空港ターミナル2の目的とリキシャを降りた場所
インディラガンディー国際空港ターミナル2の目的とリキシャを降りた場所

後から調べてみたけど、降りたところとターミナル2の位置関係はこんな感じだった。バックパック背負って歩くにはまぁまぁ面倒な距離だった。

空港に到着したが…

空港入場時のパスポートチェック
空港入場時のパスポートチェック

9:30ぐらいに空港に着いた。空港の入り口ではパスポートチェックをされた。パスポートを渡すと何やら機械で読み込んでいる。すぐにパスポートの情報がディスプレイに表示された。

OKボタンみたいなのを押したらカメラを見ろと言われて顔写真を撮られた。一瞬のことだったので間抜けな顔になってしまった。それが保存されたっぽい。

なお、ここではチケットを出せとか、チケットを取っていることを証明する紙とかスマホの画面を出せとか特にいわれなかった。国内線だからだろうか。

ちなみに日本に帰国時の国際線の入り口では提出を求められた。そこでは結構苦戦したので、フライト関係の予約情報は印刷していたほうがスムーズだ。

indigoの荷物の預け入れに並ぶ人たち
indigoの荷物の預け入れに並ぶ人たち

バラナシ行きの飛行機は9:55がチェックイン(&荷物預け入れ)の締め切り時間だった。indigoのチェックインカウンターへ向かうと長蛇の列が…!あと20分ぐらいしかない状況で、200人ぐらいは並んでいたと思う。締め切り時刻までには絶対にさばききれない人数だ…。

終わった…。別のフライト取り直さないとダメか…。とあきらめかけていたけど、自動チェックインができるっぽい機械を発見。

幸い預け入れる荷物はなく、バックパックは機内に持ち込めるサイズだったので、チェックインができてチケットが発券できれば良いはず。

自動チェックインマシン
自動チェックインマシン

その機械の前にいる空港職員のお姉さんに、この機械でチェックインできるか聞いてみると、できるとのこと…!!

お姉さんに予約番号で見せて、番号を打ってチケットを発券してもらった。お姉さんは若干操作に慣れていないっぽくて1回失敗してやり直していたけど、無事チケットが発券され、チェックインできた…!助かったぁ…!

発券されたチケットを受け取ろうとして手を出すと、すっとお姉さんの胸元へチケットが引き寄せられる。ん?チケットくれないの…?と思って首をかしげると、お姉さんが話し出す。

どうやら以前は別の空港で勤務してて、異動してきて今日からこの空港で働き始めた。そして初めての仕事がこれだった。初めての仕事の記念に一緒に写真を撮ってほしい。とのこと。

日本ではあんまりないこういうのないから新鮮だった。無事チェックインもできたし後は保安検査場通って出発を待つだけでやることもないので、快諾した。

隣の機械を操作していた職員さんにお姉さんのスマホを渡して、記念の写真をパシャリ。せっかくなので発券してもらったチケットを見えるようにして笑顔で写っておいた。

何とかチェックインできたので、保安検査場へ向かう。

ちなみに私は預け入れる荷物がない(機内に持ち込めるバックパックのみを携帯している)のでチェックインしてチケットがあればいいのだけど、大きなスーツケースなど機内に持ち込めない荷物を預けないといけない場合には、多分間に合わなかったと思う。預け入れ荷物がある場合には時間に余裕をもった行動をおすすめする。

インドの保安検査場はかなりチェックが厳しい

手荷物検査のイメージ画像

インドの飛行機に乗る前のチェックはかなり厳重だった…。インドで飛行機に乗る際には、電子機器(含むケーブル)は全部トレイに出して、金属系のものも念のため出しておくことをおすすめする。日本だとPCすらカバンの中に入れたまま機械に通せるのだけど、日本が多分特殊なのだと思う。

日本と同じぐらいの感じで、PCとスマホぐらいを小さなトレイに出して検査してもらうと、バックパックがチェックに引っかかったようで職員さんに呼ばれる。

カバンをガバっと開いて、どれがよくないのか自分でも見るし職員さんにも見てもらう。

機内持ち込み用の各種充電ケーブルとかイヤホンを入れたポーチとかがカバンの奥底にあったので、取り出して全部トレイにぶちまけてもう一回通してもらう。

それ以外に何か気になるものあるか聞くと、黒い袋をペンみたいなのでトントンとされる。これは何だ?と。

これ、携帯ウォシュレットだけどどうやって説明すればよいのだろう…?

とりあえず「モーバイルトイレットシャワー。ウォーターインヒア。ボタンプッシュ。ウォッシュマイバック。」とか言いながらジェスチャーで伝えようとする。

全然伝わらず…。さすがに公共の場所でア〇ホールとかいうわけにもいかず、困った顔していると、同行者が少し補足してくれた様子。

すると職員さんがやっとわかったのか、いきなり「ブフッ」っと噴き出して、周りにいた別の職員さんに何やら話かける。するとみんな爆笑。5人ぐらい笑ってた気がする。

その後、もういいから早くしまえ。みたいなジェスチャーされる。なんだよ。新品未使用品だぞ。

さっきまで少しむすっとした感じで対応していたけど、さすがに携帯ウォシュレットは想定外だったのか笑いをこらえきれなかったようだ。こっちのほうが素なのかもね。保安検査場で適当な仕事して危険物持ち込まれたら重大な事件になるかもしれないのだからそりゃ真剣になるよね。そしてインド人基本無表情だし。

再度カバンを通すとまた引っかかる。何がダメか聞くと、どうやらなにかロープのようなものが見える。それを出せとのこと。

何のことだ?と思ったけど、あ。多分これか。と思ってスクラバというトラベル用洗濯グッズの中にあった洗濯紐を取り出す。

職員さん悩んだ末、別の人に確認する。すると別の人首振る。これはダメだね。って言われて没収された…。残念。

スクラバの洗濯紐はねじれたゴム製で、両端にフックがついている代物。ゴムのねじれ部分に服の一部を突っ込むことで洗濯ばさみ不要で干せるという優れもので重宝していたのだけど、まぁしょうがないよね。

実際、この洗濯紐がロープ的なものとして映り込んでいたのか微妙だけど、しまうときはきれいにしまっておいたほうが、自分のためにも職員さん的にも手間がかからなくてよいと思う。

洗濯紐はSEA TO SUMMITというメーカーのものも持っていってたので大きな問題にはならなかった。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) クローズライン 1700175

搭乗を待つ

自動販売機のイラスト

出発ゲートの近くの椅子で飛行機の搭乗時間まで待つ。保安検査場でのやり取りでいろいろあって、口内も喉もカラカラになったので水を飲みたくなった。でも売店がない…。

近くを探し回るとコーラの自販機を発見。「try it!」と自販機の上のほうに書いてある。水が売っていたので、買うことにした。ボタンを押して、金額が表示されたので紙幣を投入しようとするも、全然機械がお金を取り込んでくれない…。

3分ぐらい格闘したけど、どうやってもお札が入っていかないので、あきらめる。「try it!」って「買えるもんなら買ってみな」的な意味だったりする…?

喉乾いたなぁと思いながらボケーっと座っていると、しばらくして日本人と思われるお兄さんが、同じ自販機で飲み物を買おうとしていたので後ろから見学。私のやり方が間違っていた可能性あるからね。

お兄さんも同様にお金が入れられないのを不思議がり、いろいろ試してみるがうまくいかない様子。でもお兄さんがすごいのがそこから10分ぐらい格闘し続けること。下から覗き見たりディスプレイ表示の箇所を何回もいろいろ押してみたりしている。

私は搭乗時間が近づいてきたので搭乗列に並んだのだけど、まだそのお兄さんは自販機と格闘中だった。そこから少しして、兄さんの元に空港職員が来て、鍵でドアを開けて直接飲み物を渡していた。どうやら自販機壊れていたっぽい。そんなことあるのか…。

indigoの機内の様子
indigoの機内の様子

機内は日本で乗る国内線とそこまで違いは感じなかった。

indigoの座席の様子
indigoの座席の様子

indigoはLCCに属する航空会社だと思うが、席と席の間も特に狭くはなかった。

デリーからバラナシへの飛行機の予約の際、機内食がついているものを申し込んだ。しばらくすると、注文した食べ物をCAさんが運んできてくれた。

一つはチキンパプリカサンドイッチだった。ノンベジの茶色い三角の印もついている。パッケージかわいい。

もう一つはサモサ。こちらはベジを表す緑の丸マークがついている。どちらもおいしかった。

ちなみに食事を頼んでいたのは10人ぐらいしかいなかったと思う。機内食なしプランもあったのかもしれない。なしのほうがより安く済んだかもしれないけど、時間的にちょうど11~12時ぐらいだったので小腹が空いていたので助かった。頼んでよかったと思う。味は思ったよりはおいしかった。というところ。

機内で提供されたドリンク
機内で提供されたドリンク

ドリンクも提供された。喉が渇いていたので助かった。私は水と、同行者はマンゴージュースを頼んだ。

デリーからバラナシへのフライト時間は1時間15分だった。

その6へ続く。

インド旅行記6 バラナシのホテルへ移動

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