インド旅行記9 ガンジス川で火葬場をみる

インド旅行記9 ガンジス川で火葬場をみる

インド旅行記8では2024/01/01の早朝にガンジス川を見に行き沐浴している人達をみた。

インド旅行記8 ガンジス川で沐浴を見る

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インド旅行記9では朝食後にガンジス川の火葬場を見に行ったことを書く。2024/01/01の内容である。

ガンジス川へ戻る

ホテルで朝食を食べて、ガンジス川へまた戻ってきた。川沿いを北上していく。

ガンジス川の人の様子
ガンジス川の人の様子

01/01のせいなのかいつもなのかわからないけど、かなり人は多かった。観光客もそこそこいたと思うが、圧倒的に現地民が多かったように思う。

船を作っていた形跡
船を作っていた形跡

川沿いには船を作っていた形跡があった。かなり大きな船だ。

ボートに乗る人たち
ボートに乗る人たち

相変わらず3分に一回ぐらい「ボート?」って声かけられるけど、乗る気はなかったので、無視する。見てみると結構な人数がボートに乗っている。乗っているのは現地の人がほとんどで観光客は少なそうだ。

川の対岸にもボートでいける様子。対岸はどうなっているのだろう。気になる。

大きな寺院の外壁
大きな寺院の外壁

さらに北上を続けていくと大きな建造物の外壁がある。外壁の前は広い場所になっていて、皆それぞれ自由にくつろいでいた。

この建物はおそらく寺院の壁と思われる。その入り口と思われる階段の上のほうからずっと長い行列が続いている。

広場の近くでは、日本でいうと中学~高校生ぐらいの男子が、野球みたいな遊びをしていた。

羽子板みたいなバットのようなものを持ったバッターが、ピッチャーの投げたワンバンしたボールを打つ。みたいな遊びだった。調べてみるとどうやらクリケットっぽい。

名前は聞いたことあるけど、こんな競技だったとは…。イギリスの影響なのかな。クリケットの動画見たけど、いまいちルールはわからなかった。

火葬場(マニカルニカー・ガート)

火葬場を遠くから
火葬場を遠くから

大きな寺院への行列を抜けてさらに北上すると「マニカルニカー・ガート」がある。いわゆる火葬場だ。

ヒンドゥー教ではガンジス川近くで死んだ者は輪廻から解脱できると考えられているそうだ。そのため死期が近づいてきた人がガンジス川近くで最後を迎えるために、聖地であるバラナシに集まってくる。

遺体は一度ガンジス川に浸された後、この場所で火葬され、その遺灰は川に流される。

この場所ではいたる所で木がくべられ、火が上がっている。おそらくその1つ1つで荼毘に付されるのだろう。

写真の撮影は禁止されている。(写真を撮ろうとしたら、写真は撮っちゃダメだ。と注意された。)ご家族の方のみに許可されているという情報もあった。

遠くから眺めていると、ちょうどある場所に遺体が運ばれてきた。組み上げられた木の上にきれいな布に包まれた遺体が置かれ、祈りがささげられた後、木に火がつけられる。木が燃えるともに、布にも火が燃え移り大きな炎となっていった。

しばらく何をするわけでもなくただ立って、この光景をしばらく眺めていた。

火葬場から移動

しばらく見ていた火葬場を後にする。

昼ごはんを食べに行くために、火葬場の裏のほうへ向かう。

木の量り売り
木の量り売り

火葬場の裏のあたりでは、火葬の際に利用する木を量る天秤のようなものがあった。ここでご家族の方は火葬に使う木を購入するのだと思われる。

火葬時に使う木が少ないと、遺体が一部燃え切らずに残ったりするらしい。実際に火葬場では遺体の足が見えている場所などもあった。燃え切らなくてもそのままガンジス川に流すそうだが、燃やしきれずに残ってしまう状態になるのはすこし心苦く思ってしまう。日本的な感覚なのかもしれないけど…。

狭い道を歩いていると火葬場に向かって運ばれているご遺体を見かけた。手前のお兄さんは十字を切っていたのでおそらくそうだと思う。

このご遺体はすごくきれいな布でくるまれていてお花も飾ってあった。手厚くされているのだと思う。

しめやかに運ぶというよりは、にぎやかな感じでの搬送だった。個人的にはポジティブな印象を受けた。

布団が敷かれているような店舗
布団が敷かれているような店舗

さらに細い道を歩いていると、店舗に布団が敷かれていて、絨毯兼、布団兼、接客スペースみたいな店があった。ここら辺一帯のお店が同様のシステムだった。

お店では貴金属や装飾品などの高価なものを取り扱っているようだった。何らかの防犯的な側面があるのかもしれない。少なくとも靴は脱いで店の奥へ進む必要があるから、何か盗って走って逃げるのはやりづらそうだ。

ハエがたかっているバイクのシート
ハエがたかっているバイクのシート

ランチのレストランに向かう途中で駐車されているバイクが何台か見かけたが、シートにやけにハエがたかっている車両があった。

多分だけど、シート表面の素材が劣化していて、それをハエが食べているのだと思う。でもやっぱりちょっとだけハエが好きな有機物が付着しているのではないかと思ってしまう。

ちなみにインドではRoyal Enfieldというバイクをちょこちょこ見かけた。イギリス発祥のメーカーらしい。日本ではあまりみないけど、かっこよかった。インドから帰って都内で1台見かけた気がする。都内にもショールームがあるらしいので、ほかの人があまり乗っていないバイクに興味がある方は見てみてはいかがだろうか。

https://www.royalenfield.co.jp/showroom/

その10へ続く

インド旅行記10 お昼ごはんとボート

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