インド旅行記10 お昼ごはんとボート
インド旅行記10 お昼ごはんとボート
インド旅行記9では火葬場に行ったことを書いた。
旅行記10ではその後にお昼ご飯を食べにいったところから書いていく。
昼ご飯を食べるお店に移動
ランチのお店に向かう途中、朝のガンジス川の沐浴を見に行く前に並んでいたような行列を発見する。どうやらGATE4と書いているので、どこかに通じる門のようだ。
警備員みたいな人がいたので聞いてみると、中にはテンプルがあるとのこと。外国人が来るのが珍しいのか、「もし入りたいなら私にいってくれ。」みたいなことを言ってくる。めちゃくちゃ人が並びまくっているので、ショートカットするのも悪いし、この時はご飯食べたかったので、丁重にお断りする。
あとからGoogleMapで見てみたところ、シュリー・カシー・ビッシュワナス・テンプルというところに通じる門のようだ。
その後歩いていてわかったが、結局ここの行列が朝のガンジス川のほうまで続いていた。沐浴してガンジス川の水を小さなポットのようなものに詰めて、おそらくお寺でお祈りなどに使うのだと思われる。
朝に見た行列の目的地が判明してすっきりした。
SHA CHICKEN HUT
ランチのお店はノンベジなお店でGoogle Mapで評価が高かったSHA Chicken Hutというところにいった。
店内に入ると、メニューが貼ってあってカレーと思われるものがディスプレイされていた。
注文の仕方がわからずまごまごしていると、店員さんが来た。メニューはほとんど読めなかったけど、かろうじて英語表記で記載されているところを見て、MALAI TIKKAとCHICKEN TANGDI KABABとCHICKEN BIRIYANIとコーラ750MLを注文した。
その後奥に通される。入り口から一段下がったところにテーブル席があり、座席数は20~30ぐらいはあったように思う。扇風機が設置されていた。この時は冬だったから何とも思わなかったけど、夏とかはかなり暑くなりそうだった。食べている途中に停電したけど、10分ぐらいでまた電気点いてた。誰も焦っていなかったからあるあるなのかもしれない。
MALAI TIKKAとCHICKEN KABABとBIRYANIが運ばれてくる。ここの全部めちゃくちゃうまかった。ジューシーでスパイシーでコーラとも相性がとっても良い。カトラリーがついていたのもポイント高い。
これだけおいしいのを食べて450ルピー(約1000円)だった。コスパが神がかっているすばらしい店だと思った。LALLAN HOTELもよかったけど、SHA CHICKEN HUTもおなじぐらいよかった。カトラリーと清潔感的にはSHA CHICKEN HUTのほうが上かもしれない。
ちなみにLALLAN HOTELの記事はこちら。
ガンジス川を散歩&ボートに乗る
再度ガンジス川に戻ってきて、川沿いを散歩する。
しばらく北へ向かって川沿いをぶらぶらしていたが、だいぶホテルから遠いところまで来てしまったので、とりあえず南下することに。
途中夕日がみられたので、ガンジス川と街並みを一緒に写真を撮る。ここら辺で写真を撮っていると、子連れの若いお母さんに写真を撮ってくれと言われる。
きれいな夕焼けなので、お子さんと一緒にお母さん写真撮りたいのだと思い、OK。っていってスマホを受け取ろうとすると、いや違うあんたたちを撮りたいのだといわれる。なんでかよくわからないけど、別に減るもんじゃないし承諾することにした。
私と同行者そろって立って、ぎこちない笑みを浮かべてお母さんに写真を撮られる。数枚撮って、なんか首傾げて去っていった…。写りが微妙だったのならもっと撮ってほしかったし、せめて思ったのと違ったとしても、うまくつくろってもっと離れてから首傾げるとかしてくれよ…。って思いました。まる。
ホテルへ向かってさらに南下していくと、ボート?って声をかけられる。夕日がきれいそうだったし、舟の上から見られるならありかと思って、いくらか聞いてみる。一人当たり30分350ルピーと言われる。1時間だと、500ルピーとのこと。
ちょっと高いなーと悩んで他を探そうとしたら、今はサンセットもきれいだよ。いくらならいいんだ?みたいなことを言われる。
サンセットは確かにきれいそうだったので、値切って、2人で30分400ルピーにしてもらって乗ることにした。
声をかけてくれたお兄さんは、銀縁眼鏡をかけて、シャツをプロデューサーみたいに羽織っている人だったので怪しさ満点だった。(いま写真をみたら、タオル掛けているだけだったけど、怪しいと思ってしまったのは事実だ。)
30分でお願いすると、舟を用意するから待ってて。と言われたので待つ。お兄さんが舟を用意するかと思いきや、おじさんが舟に向かっていった。
おじさんが舟を用意しているのを待っていると、12~15歳ぐらいの少年たちに写真を撮ってくれと言われる。みんなで遊びに来た記念かなと思って、OKといってスマホを受け取ろうとすると、違う。YOUたちを撮らせてくれ。と言われる。
お姉さんに続いて2組目だ。少年たち1人1人を私と同行者の間に挟んで1枚ずつ写真を撮っていく。何なんだろう。私は有名人にでも似ていたのだろうか。まぁ減るもんじゃないしいいけども。
少年たちにバイバイすると、おじさんが停まっている舟からロープを外して、ゆっくりこちらに向かってきたところだった。
モーター式のボートを期待していたのだけど、手漕ぎボートだった。30分400ルピーにしてもらっているし、まぁいいかと思い乗り込む。
ライフジャケットのようなものを手渡されたので着込んでボートに揺られる。手漕ぎなのでとってもゆっくり進んでいくけど、それもまた良い感じだった。
おじさんはちょこちょこガンジス川で口を清めながらゆっくりとガンジス川を漕いでいく。途中、インド人の子供たちだけが乗っている動力付きボートが進んでいくのを発見する。子供たちだけでボート乗っていたのもびっくりしたが、その子供たちと親しげにおじさんが会話していたのが印象的だった。知り合いなのだろうか。
ガンジス川の上から見たヴァラナシは、ちょうど明かりがつき始めたタイミングでもあって、とってもきれいだった。
ちなみにボート乗るときに「今ならサンセットがきれいに見られるよ。」って言われて乗ったけど、結局見ることはできなかった。残念。
ガンジス川からヴァラナシを見た動画はこちら。
30分ぐらいたったところで、全然川の真ん中あたりだった。おじさんは60分にしない?と言ってきたけど、NO!って断るとしぶしぶ乗ったあたりまで戻っていく。トータル35分ぐらいは乗っていたのではないだろうか。
最後、キャッチのお兄さんがThis is my uncle.って言ってた。おじさんと協力してやっているようだった。お兄さんのほうが若いからお兄さん漕げよ。ってちょっと思ったけど、もしかしたらおじさんは英語が苦手なのかもしれない。
おじさんにぜひチップを!って言われたし、結構おじさん頑張ってくれていたので、チップも含めて500ルピー渡して握手して立ち去った。思っていたよりボート楽しかった。
シュリー・カシー・ビッシュワナス・テンプル
ボートを降りた後、火葬場の隣にあるひときわ大きな門を目指してみることにした。
門の中に入るとなかはとてもきれいで明かりがビカビカしていた。照明が至る所にあり、壁が照らされている。壁には神様のようなものがプロジェクターか何かで写されていたりもした。
中はとても広くどこが中心なのかよくわからなかった。とりあえずうろついてみる。奥のほうへ向かうと、人が並んでいるところがあったので並んでみる。どうやらシュリー・カシー・ビッシュワナス・テンプルという寺院のようだ。
中に入るにはチケットが必要(確か300ルピー)で、17時45分ぐらいに行ったのだが、18時で終わりといわれる。また明日来るよ。っていって来た道を戻ることにした。
18時ぐらいになると、あたりも暗くなってきていて、ガンジス川の上の舟には明かりが灯りだしていた。
そろそろプージャが始まるのだろうか。などと川を見ながら思いにふけっていると、15歳ぐらいの少年たち5人組ぐらいに写真を撮ってくれと言われる。みんなで遊びに来て記念撮影かなと思い、スマホを受け取ろうとすると、違う。あんたを撮りたいんだ。と言われる。
昼の子連れのお姉さん、ボートを待っているときのボーイ達に続き、別のボーイたちにも写真を撮られるという…。私と同行者の間に、一人ずつ少年たちが立って、1枚ずつパシャリ。と撮影される。何だろう。新鮮な体験…!よっぽど日本人珍しかったのだろうか…。
少年たちに別れを告げ、ホテルを目指す。
ホテルへ向かう途中で、Arati kulfi bhandarでまたホットミルクのようなものをいただく。だいぶ気に入ってしまった。おいしい。
Arati kulfi bhandarについては下記でも書いているので、よかったら見てみてほしい。
ホテルに帰って小休止して、晩御飯を食べに行くことにする。
その11へ続く。