インド旅行記11 ごはんとラッシー
インド旅行記11 ごはんとラッシー
インド旅行記10では2024/01/01のランチとガンジス川のボートについて書いた。
The Keshari Restaurant
いままでノンベジタリアン(肉など)があるレストランばかり探して食べに行っていた。調べてみるとインドでは約6割の人がベジタリアンらしい。ということは、ベジタリアンメニューにもおいしいのがあるに違いない!ということでホテルから近くて比較的評価がよさそうな「The Keshari Restaurant」に行くことにした。
店舗の入り口の上部には店名がとってもわかりやすく光っていた。店内はブルーの照明で照らされていて、写真でみるとちょっと怪しく見える。HAPPY NEW YEARと2024という文字が金色のバルーンで飾ってあった。
店内は結構広くて50~60人は座れるぐらいテーブルと椅子が置いてあった。
メニューの品数はとても豊富だった。値段はヴァラナシの中では高めだと思う。店員さんにオススメを聞いたらTHALI KESHARIというセットが良いらしいので注文する。
周りのお客からちょこちょこ視線を感じた。あまり観光客は来ないお店なのかもしれない。
THALI KESHARIが運ばれてくる。めちゃくちゃデカい。カレーが4種と白いものが1つ、これに加えて、チャパティ(ロティ)と野菜が載っていた。写真には写っていないけど、カレーが入っている銀の容器に入ったビリヤニも後から運ばれてきた。
またサービスしてくれたのか、THALI KESHARIについているものなのかわからないが、パパドも運ばれてきた。
全部野菜とか豆のカレーだけど、普通においしい。肉とか魚とかカレーに入っていないと物足りないのではと思っていたけど、そんなことは全然なくめちゃくちゃ食が進む。
ただ、量が私には多くて、全部食べるのはなかなか大変だった。日本のインド料理店のプレート2人分ぐらいはあるのではないだろうか。
いままで一度もラッシーを頼んでいなかったので、Lassi Plainを頼んでみる。日本の飲むヨーグルトのようにサラサラの飲み物ではなく普通のヨーグルトのような硬さだった。
味はかなり甘めで、量も結構多かった。なんなら朝食これだけ食べたらかなり満足するレベル。THALI KESHARIで満腹なところにこのサイズのラッシーは入らず、残してしまった。ごめんなさい。
ベジタリアン食の奥深さを感じた。ちなみにインドのベジ食では乳製品、卵、魚はOKらしい。興味深い。
ご飯を食べてホテルに帰ってこの日は就寝。
DAKSHIN KASHI
翌朝ホテル以外で朝食を食べてみることにした。昨日通ったシュリー・カシー・ビッシュワナス・テンプルのGATE4の近くにあるお店のDAKSHIN KASHIへ行ってみることに。
2024/1/2になっていても、テンプルへの行列は健在で、めちゃくちゃ人が並んでいた。もしかしたら毎朝行列になっているのかもしれない。
DAKSHIN KASHIが見つけられず、近くを行ったり来たりしていると、テンプルへの行列の整理をしていたお兄さんがどうしたんだ?みたいに声をかけてくる。
DAKSHIN KASHIの写真を見せるとついてこい。みたいな感じで先導してくれた。通りからちょっとだけ中に入った場所にあるのと、道の端にはテンプルへの行列があるのでなかなかわかりづらかった。お兄さんが先導してくれてお店の人につないでくれた。とっても助かった。ありがとうございます。
店内の様子はこんな感じだった。30席ぐらいはあったのではないだろうか。お客は私たち以外にはいなかった。
メニューを見るに南インドの料理をインドに広げるためにできたお店っぽい。
店員さんにオススメを聞いて、南インド料理のCheese Masala DosaとPuri Sabjiを頼んだ。
Cheese Masala Dosaは平べったい三角の形をした薄いクレープみたいなものだった。中に芋のようなものが薄くつまっていて、カレーを付けて食べるととてもおいしかった。日本のインド料理店ではナンばっかり食べていたけど、こういうのもあるのか。と印象的だった。
Puri Sabjiはなんて言えばいいのだろう。中身がスッカスカの揚げパン?みたいな感じ。(ちょっと表現がいまいちですな…。)写真はすこししぼんでいるけど、運ばれてきたときはもうちょっとぷっくりしていた。チャパティぐらいの薄さのものを2枚合わせて、揚げたら真ん中の空気で丸く膨らみました。みたいなイメージだった。
豆のカレーとマッチしておいしかった。個人的にはCheese Masala Dosaのほうがチーズの分パンチが効いていて好きだった。
お店でChaiを頼んだことなかったので頼んでみる。とってもおいしかった。器がかわいい。砂糖をいれて甘くして飲んだらいい感じだった。
お会計をして店を出る。店員さんがテンプルに並ぶ行列の間をあけてくれて、道のほうへ案内してくれる。
そこで店員さんではない別のインド人から何やら話しかけられた。はじめはどこから来たの?みたいな感じだったけど、その後何やら何かを売ろうとしているのか、どこかに連れて行こうとしているのかちょっと面倒な流れになりそうだったので、ノーセンキューといって立ち去る。
その間お店の店員さんは心配そうにこっちこっち!っと手招きしてくれていた。店員さん的にもあまりお勧めしない流れだったのだと思う。店員さんやさしくしてくれてありがとう。
その後ホテルに戻って、チェックアウトをする。頼んだ洗濯物が全然届かなくてチェックアウト時間を超えてしまい、若干昼ごはんの計画が崩れた。
ちなみにホテルの記事はこちら。
BABA RASSI
ホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらいBABA LASSIというお店に行ってみることに。
ホテルから徒歩でいったのだが、到着した時にはまだ開店していなかった。調べてみると12時開店の様子。現地に着いたのは11時50分ぐらいだった。
時間をつぶすにも道が狭く、待てるようなところもない。いったんガンジス川のほとりにでも向かって時間をつぶそうかと考えていると、隣の店の人が後方を指さしている。その方向からはおじさんとお姉さんが歩いてきていた。指さされたのは何だろう…?と思ってみていると、シャッターを開けて、入りな。みたいなジェスチャーをしてくれた。
どうやらお店の店主と娘さんの様だ。シャッターが開いた状態を写真撮ろうとしたら、店主は笑顔で娘さんは素敵なポーズをしてくれたので、撮影させてもらった。いい感じの写真が撮れた。うれしい。
店内はコの字型にベンチのような椅子が配置されていて、真ん中にテーブルが置いてあった。詰めて座って10人ぐらい入れるぐらいだろうか。
壁にはお店に訪れた人のサイン(落書き?)が書かれていて、人によっては証明写真みたいなものを貼っている人もいた。つい見てしまう。日本語もちらほら見かけた。
店内は私のスマホは電波をつかみにくかった。店舗のWIFIもあるので、そちらにつながせてもらうととても快適に通信できるので、おすすめ。
LASSIの種類はすごく豊富だった。どれにするか悩んだけど、BANANA+COCONUT LASSIとBANANA+POMEGRANATE(ザクロ) LASSIにした。
注文を受けて店主がLASSIを作り始める。冷蔵庫から大きなボウルみたいなものを取り出し、その表面部分を丁寧に一人分ずつ器に取り分けている。ヨーグルトのおいしい部分なのだろうか。
その後一人分のヨーグルトをツボみたいなものに入れて、木の棒みたいなものを火起こしするみたいにくるくる回して混ぜていた。結構長時間混ぜていたのでこの混ぜ混ぜがおいしさの秘密なのかもしれない。
注文してから20分ぐらいで運ばれてくる。見た目もきれいだし味もめちゃくちゃおいしい。人気が出るのもうなずける。運ばれてくるまでに店内には日本人2人組が3組、中国か韓国の2人組が1組、ヨーロッパ圏の2人組が1組入っていて満席で、その後も何組か来ては断られていた。
混み具合によって提供まで時間がかかる可能性があるので、BABA LASSIに行く際には時間に余裕があるときをおすすめする。おいしいのでぜひ行ってみてほしい。
その12に続く。