ベトナム ハノイ旅行記6 Chả cá Thăng Long ~ Nguyên Ninh ~ Chợ Đồng Xuân
ハノイ旅行記6
前回のハノイ旅行記5ではPheva Chocolateというチョコレート屋さんでお土産を買ったことを書いた。
前回の記事はこちら。
お土産を買い終わって、買ったチョコはホテルに預けて、ランチを食べに行く。
ハノイでまだお魚料理食べてないよねってことで、お魚料理チョイス。
調べてみると「Cha Ca Thang Long」というお店でお魚料理が食べられる様子。
泊まっていたホテル「O'Gallery Premier Hotel&SPA」から500mぐらいの距離だったので、歩いて行ってみた。
ちなみに宿泊したホテル「O'Gallery Premier Hotel&SPA」の記事はこちら。
Chả cá Thăng Long
Cha Ca Thang Longへ行くと入口には「Please go this way」と書いている。その方向にはこんな感じの入り口があった。
中国語に明るくないので、これは別のお店と思っていた。Cha Ca Thang Longへの入口がこの門をくぐった先に左折するとあるのかなと思い進んでみる。
ちなみにお店の外観こんな感じ。別のお店だと思ってしまう。
中にはいって通路を進んでいくのだけど、一向に左のお店に入れるようなところは見当たらない。
どうやらこのどちらのお店も「Cha Ca Thang Long」みたい。中国語を大学時代に第二外国語として履修していたのだけど、もっと真剣にやっておけばよかったよね。
入口を入るとこんな感じの通路になっていた。4人掛けのテーブルが結構な数置いてあって、それぞれにお客さんがびっしりだった。
上記の写真は帰り際に撮ったのだけど入るときは全部埋まっていた。人気店。
どこに行けば店員さんが案内してくれるかわからなかったので、建物の入り口を通って奥へと向かっていく。
レジカウンターっぽいところで忙しそうにしている人に話しかけたら、別の店員さんに声をかけてくれて、その人が席まで案内してくれた。
席にはおしぼりとお箸とピーナッツ。あとはコンロが置いてある。
店員さんが来て、何か飲むかい?と聞かれる。テーブルには特にメニューはおいてなかった。
メニューくれと聞くと、食べ物はお魚料理と揚げ春巻きの1セットしかないとのこと。飲み物は何があるかと聞くと、ビールとスプライト、コーラとかのソフトドリンクを口頭で教えてくれたので、その中からドリンクを注文する。
店内はめちゃくちゃ混んでた。大人気店。
隣の6人掛けぐらいのテーブルには家族・親戚の人たちと思われる6人組が座っていた。そのうちの一人がフライドチキンみたいな明らかに別の店から買ってきたと思われるものを持ちこんでいて、普通に食ってた。
店員からも特に何も言われない様子。持ち込みオッケーなのかな…?
日本だったらあんまり見ない光景だったので新鮮。
飲み物はすぐ運ばれてきた。その後、しばらくすると、白身魚にスパイスがまぶされたようなものが乗ったお鍋?みたいなものと薬味、揚げ春巻きが運ばれてくる。
テーブルに置いてあったコンロにゲル状の着火剤を入れて点火。その後、魚の上にさまざまな香草を乗せて火にかける。
どうしていいかわからず放っておいたけど、ちょっと焦げて煙が出てきたので、ひっくり返したり混ぜたりする。
少しすると店員さんが来てくれて、料理を調理してくれる。どうやら触らないで放置しておくのが良かったみたい。
魚の外側がすこしカリッとするぐらいまで焼いて香草もしんなりしてきたぐらいで、調理完了の様子。
食べ方わかるかい?と聞かれたので、わからない。というと教えてくれた。
焼いた香草と魚を食べる用の小さいお椀に乗せて、その上にそうめんみたいな麺をのせて、さらに各種薬味を載せてタレみたいなのとピーナッツを載せていただくようだ。
店員さんが作ってくれたのがこちら。
麺はたぶんブンチャーの麺と一緒だとおもう。タレも先日食べたブンチャーのタレの感じと似ている気がする。この間食べたブンチャーはお肉だったけど、今回はお魚なので、たぶん違う料理なのだろう。調べてみたら「Cha Ca Long」という料理だった。「Cha Ca」が揚げ魚という意味らしい。
白身魚とスパイス、香草と薬味とタレの感じが、こってりしつつもさっぱりとした感じでかなりうまい。全然うまく表現できない。
すごく微妙な例えになるけど、ソーメンチャンプルーの沖縄の雰囲気をベトナムに変更してもっと香草(ディルとか)と揚げた魚の切り身を足した感じ。うん。すっごく例え間違っている気がする。
ちなみになんの魚なのか調べようと公式HPを日本語訳したもの見てみた。ラングフィッシュとかナマズとかフィッシュケーキとかかまぼことか書いてあってよくわからなかった。ちなみに臭いはほとんどなかった。ちゃんと処理されているのだと思う。人気がでるのもうなずける味。
値段は忘れてしまったのだけど、お店のGoogleの口コミで178,000ドン(1300円ぐらい)とか書いていた。だいたいそれくらいだった気がする。多分ベトナムでは高級店なのだと思う。おいしかった。ベトナムでフォーに飽きたら行ってみたらいいと思う。
Nguyên Ninhでバインコム(Banh Com)
先日Nguyên Ninhというお店で、バインコム(Banh Com)という緑色のスライムみたいなお菓子を買いに行こうとした。
その際にホアンキエム湖から乗ったタクシーでぼったくられた。そしてテンションダダ下がりになって、結局バインコム買わないでホテルに帰った。
ちなみにぼったくられた時の記事はこちら。
やっぱりバインコム買いに行きたい。ぼったくりタクシーのせいで買おうとしたの買えなかったのなんか負けた感じがして嫌だ。
ということでCha Ca Thang LongからNguyên Ninhへ向かうことに。
もうぼったくられたくないので徒歩で向かう。距離は1.2kmぐらい。そんなに遠くない。
Nguyên Ninhに着くと、店先でお父さんと娘さんがぺったんぺったんと手でバインコムを作って、透明のフィルムみたいなのにくるんで箱に入れている。
こうやって作っているんだって思って、間近で見てた。
ネットで作り立てがうまいとか書いていた記事を見たので、その場で買ってみる。1個5,000ドン(35円ぐらい)
早速食べてみる。ほんのり甘いお餅。中には緑豆とかココナッツから作られた餡が入っている。
これが作り立てのせいかすごくおいしい。甘さ控えめで緑茶とかといっしょに食べるとおいしいんじゃないかって思う。和菓子に通ずるものがあると言っても過言ではない。
おいしかったのでその場でもう1個買って食べた。ちなみに5日間日持ちするとのこと。
ググったところまだ稲が新しくて緑色の時に収穫されたもち米から作っているために緑色をしているとのこと。着色料などは使っていない。
若い米で作るお菓子なので、若い二人の門出を祝うという意味で結婚式とかでくばられるらしい。縁起が良くておいしいお菓子。
今度いったら自分用に10個ぐらい買うと思う。お土産に悩んだら食べてみることをおすすめする。私は好き。
Chợ Đồng Xuân(ドンスアン市場)
バインコムも無事買えたので、ホアンキエム湖周辺で晩御飯を食べようと徒歩で向かう。
途中でChợ Đồng Xuân(ドンスアン市場)なる場所があったので入ってみることに。
Chợ Đồng Xuân(ドンスアン市場)はハノイ最大級の屋内市場とのこと。めちゃくちゃでかい。
1階しか歩いていないけど、雑貨からちょっとした電化製品(電気ケトルとか炊飯器とか)からお菓子、おもちゃとか売ってた。ほかにもなにかよくわからないものたくさん売ってた。
基本的に商品をうずたかく積み上げていた。鞄とか売ってるお店やりすぎだと思う。ドンキより数倍やばい。
市場の中央あたりにはエスカレーターがあって、どうやら3階まである様子。
ググってみると、2階は服などの布製品、3階は子供服が売られてるっぽい。
写真は撮り忘れたのだけど、外では食べ物が売っていた。
お肉、魚、野菜、果物とかいろいろ売ってた。お肉、魚は常温で陳列されてて、そのまま食べるにはかなり勇気と消化器官の強さが求められそうと思った。
ただ、それほどハエはたかっていなかった。余談だけどフィリピンとかカンボジアの市場に行ったときはもっとハエまみれだった気がする。特にフィリピンでは店員さんが神主みたいにハタキライクなものを振り回してハエを追っ払っていたのが印象的だった。
特にほしいものもなかったので、市場を後にする。
その7へ続く。